2023年度 洋上風力産学官連携コンソーシアムシンポジウムを開催

2023年12月5日、九州大学伊都キャンパスにて2023年度 洋上風力産学官連携コンソーシアムシンポジウムを開催しました。 オンライン配信を含め141名の参加の中、初めに福田センター長より、当該シンポジウムの開催を通じて我が国における脱炭素社会に向けた機運が一層高まることを期待したいとの挨拶がありました。次に古川副センター長より洋上風力産学官連携コンソーシアムの活動について説明をしました。


挨拶/福田センター長

コンソーシアムの活動紹介/古川副センタ―長

講演では初めに「浮体式洋上風力の研究開発の動向」として、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 鈴木 英之教授(RECOWアドバイザー)に、浮体式洋上風力の研究開発の現状、課題、将来についてお話しいただきました。

続けて「中型レンズ風車システムとその大容量化(クラスタ風車)」として㈱リアムウィンド代表取締役&九州大学応用力学研究所元所長 大屋 裕二氏(RECOWアドバイザー)に本学と共同開発された『レンズ風車』についてご講演をいただきました。


講演1/東京大学 鈴木 英之教授

講演2/㈱リアムウィンド 大屋 裕二氏

次にモンクトン大学 Gagnon教授に「風力エネルギーの開発状況:グローバルな視点から(Status of Development of Wind Energy: A Global Perspective)」として風力エネルギーの開発状況について、グローバルな視点からご講演をいただきました。   

最後に基調講演としてスイス連邦工科大学ローザンヌ校 Fernando教授にオンラインで「風車とウィンドファームの風況:そのモデリングと制御(Wind-turbine and wind-farm flows: Modelling and control)」として欧州における洋上風力の研究開発の最新動向に関してご講演をいただきました。


講演3/モンクトン大学 Gagnon教授

基調講演/スイス連邦工科大学ローザンヌ校 Fernando教授

沢山の皆様にご参加をいただき、誠にありがとうございました。