洋上風力発電人材育成講座
洋上風力研究教育センターでは、洋上風力風車に係る計画、設置、運営・維持及び撤去の一連のプロジェクトフェーズに必須となるエンジニアリングの専門知識・能力を培うことができる人材育成プログラム※として6つのモジュール「洋上風力入門」「サイト条件評価」「洋上風車工学」「浮体設計」「支持構造物」「環境・経済評価」を構築しております。
※令和4年度、5年度の資源エネルギー庁洋上風力発電人材育成事業費補助金 「洋上風力産業エンジニア向け人材育成プログラムの構築」事業に採択
1.受講申込について
現在、2024年度前期講座(4月開講)の「洋上風車工学」「浮体設計」の受講生を募集しております。
お申込みは下の申込フォームよりお願いいたします。
申込期限:4月5日(金) ※4月9日に開講いたしましたが、申込は可能です。ご希望の方はご相談ください→Contact
各講座の内容については下記をご確認ください。
後期講座は10月開講となります。後期の受講受付は8~9月ごろを予定しております。
2.講座の概要
各講座の詳細な実施計画は各講座名をクリックしてご確認ください。
講座名 | 実施状況・予定 | 講義数(1回90分) 受講料 |
概 要 |
洋上風力入門 | 2024年度後期(10-11月) 開講予定 |
全8回 43,000円 |
サイト条件評価、風車工学、支持構造物・浮体設計、環境・経済評価の各々のエッセンスを入門的に学ぶことができる。 |
サイト条件評価 | 2024年度後期(10-2月) 開講予定 |
全15回 73,000円 |
日本の気象・海象に対応した風況観測手法や、風車配置最適化手法を学ぶことにより、対象区域の発電量ポテンシャルを導く方法論を身に付ける。 |
洋上風車工学 | 2023年度前期開講済 2024年度前期(4-7月)開講 4/9(火)開講 |
全15回 73,000円 |
洋上風力エネルギー、ならびに、それらの利用技術に関して、エネルギー変換の基本原理、解析法、機器設計、評価法などを身に付ける。 |
支持構造物 | 2023年度後期開講済 2024年度後期(10-2月) 開講予定 |
全15回 73,000円 |
浮体の波浪中応答解析法の基礎理論を理解するとともに、実際の問題に対する解析能力を身に付ける。 ●支持構造物(後期)では、周波数領域・時間領域それぞれでの応答解析法とともに、風車支持構造物としての風車・浮体・係留連成系としての時刻歴応答解析についても扱う。 ●浮体設計(前期)では、主にポテンシャル理論により浮体の応答関数を求めるところまでを主な範囲とする。 |
浮体設計 | 2023年度前期開講済 2024年度前期(4-7月)開講 4/9(火)開講 |
全15回 73,000円 |
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環境・経済評価 | 2024年度後期(10-11月) 開講予定 |
全8回 43,000円 |
環境経済学、環境政策手法及び環境価値の経済的評価手法を学ぶことにより、地域の環境特性を踏まえた、適切な風力発電事業導入評価を導く方法論を身に付ける。 |
現職エンジニアがより利用し易い受講システムの構築にも取り組んでいます。
<講義形態>
講義はオンライン形式。実際の講義時間後には講義動画を提供、好きな時間に講義動画を視聴して受講も可能。
<受講対象>
発電事業者、ゼネコン、造船会社、コンサル、メーカー等のエンジニア等
<受講体制>
当講座は、九州大学、佐賀大学、北九州市立大学が大学院生・大学生向けに実施している洋上風力発電に係る講義をベースに、洋上風力産学官連携コンソーシアム等の協力を得ながら、構築を進めています。
当講座は、九州大学洋上風力研究教育センター洋上風力発電人材育成講座規程により運用しております。
3.2024年度 前期開講講座について
前期講座「洋上風車工学」「浮体設計」は4月9日(火)に開講いたしました。すでに終了している講座は、オンライン受講となりますが申込を受付けています。受講申込希望の方は、お申込み前にご相談ください。→Contact
■洋上風車工学
洋上風力エネルギー、ならびに、それらの利用技術に関して、エネルギー変換の基本原理、解析法、機器設計、評価法などを身に付ける。
詳細な実施計画は↓をご確認ください。
担当:吉田 茂雄 教授
佐賀大学海洋エネルギー研究所
兼 九州大学 応用力学研究所 再生可能流体エネルギー研究センター、洋上風力研究教育センター
講義日:2024年4月9日~ 2024年7月30日 の間で15回程度
毎週火曜日、8:50~10:20
受講方法:オンライン受講もしくは、実際の授業時間後に、録画した動画を視聴し受講することも可能。
(講義言語は日本語、教材は日本語。日本語を母国語としない受講者には英語版も配布)
受講料:1名につき73,000円
■浮体設計
浮体の波浪中応答解析法の基礎理論を理解するとともに、実際の問題に対する解析能力を身に付ける。
浮体設計(前期)では、主にポテンシャル理論により浮体の応答関数を求めるところまでを主な範囲とする。
詳細な実施計画は↓をご確認ください。
担当:宇都宮 智昭 教授
九州⼤学 ⼯学研究院 海洋システム⼯学部⾨ 海洋システム設計学
兼 洋上⾵⼒研究教育センター⽀持構造物・洋上送電研究部⾨⻑
講義日:2024年4月9日~ 2024年7月30日 の間で15回程度
毎週火曜日、10:30~12:00
受講方法:オンライン受講もしくは、実際の授業時間後に、録画した動画を視聴し受講することも可能。
受講料:1名につき73,000円
※後期の「支持構造物」を受講予定の方は、まずは前期「浮体設計」を受講ください。「支持構造物」の受講には「浮体設計」で使用した教材を使用します。