洋上風力発電人材育成講座

 

洋上風力研究教育センターでは、洋上風力に係る計画、設置、運営・維持及び撤去の一連のプロジェクトフェーズに必須となるエンジニアリングの専門知識・能力を培うことができる人材育成プログラム※として6つのモジュール「洋上風力入門」「サイト条件評価」「洋上風車工学」「浮体設計」「支持構造物」「環境・経済評価」を構築しております。 
※令和4年度、5年度の資源エネルギー庁洋上風力発電人材育成事業費補助金 「洋上風力産業エンジニア向け人材育成プログラムの構築」事業に採択

<2024年度版のパンフレットはこちらからダウンロードできます>

 


1.受講申込について

2025年度の前期講座(4月開講)、「洋上風車工学」「浮体設計」の申込開始は2025年3月頃、
後期講座(10月開講)の申込開始は2025年9月頃を予定しております。

2024年度後期講座(10月開講)の受講申込は2024年9月27日(金)で締め切りました。
受講を希望される方はメールにてお問い合わせください(hrd@recow.kyushu-u.ac.jp)

各講座の内容については下記をご確認ください。

 

2.講座の概要 

各講座の詳細な実施計画は各講座名をクリックしてご確認ください。

講座名 実施状況・予定 講義数
(1回90分)
受講料
概  要
洋上風力入門

2024年度後期
(10-11月)

全8回
43,000円
サイト条件評価、風車工学、支持構造物・浮体設計、環境・経済評価の各々のエッセンスを入門的に学ぶことができる。
サイト条件評価 2024年度後期
(10-2月)

全15回
73,000円
日本の気象・海象に対応した観測やシミュレーション手法、風車配置最適化手法を学ぶことにより、対象区域の発電量ポテンシャルを導く方法論を身に付ける。
洋上風車工学 2023年度前期開講済
2024年度前期  開講済
全15回
73,000円
洋上風力エネルギー、ならびに、それらの利用技術に関して、エネルギー変換の基本原理、解析法、機器設計、評価法などを身に付ける。
支持構造物

2023年度後期開講済
2024年度後期
(10-2月)

※前期の浮体設計を受講されていない方は申込前に必ずお問合わせください

全15回
73,000円
浮体の波浪中応答解析法の基礎理論を理解するとともに、実際の問題に対する解析能力を身に付ける。
●支持構造物(後期)では、周波数領域・時間領域それぞれでの応答解析法とともに、風車支持構造物としての風車・浮体・係留連成系としての時刻歴応答解析についても扱う。
●浮体設計(前期)では、主にポテンシャル理論により浮体の応答関数を求めるところまでを主な範囲とする。
浮体設計 2023年度前期 開講済
2024年度前期 開講済
全15回
73,000円
環境・経済評価 2024年度後期
(10-11月)
全8回
43,000円
洋上風力発電事業は経済、社会(地域)、環境に配慮する必要がある。そのために必要な環境評価、経済評価の手法を身に付ける
※各講座については、講義に加えて課題・レポート等の提出を伴うものもございます。また、出席状況(録画講座の視聴も出席とします)も修了証の発行可否の判定基準とする講座もあります。

 

現職エンジニアがより利用し易い受講システムの構築にも取り組んでいます。

<講義形態>
講義はオンライン形式。実際の講義時間後には講義動画を提供、好きな時間に講義動画を視聴して受講も可能。

<受講対象>
発電事業者、ゼネコン、造船会社、コンサル、メーカー等のエンジニア等

<受講体制>
当講座は、九州大学、佐賀大学、北九州市立大学が大学院生・大学生向けに実施している洋上風力発電に係る講義をベースに、洋上風力産学官連携コンソーシアム等の協力を得ながら、構築を進めています。

 

当講座は、九州大学洋上風力研究教育センター洋上風力発電人材育成講座規程により運用しております。

3.2024年度 後期開講講座について

後期講座「洋上風力入門」「サイト条件評価」「支持構造物」「環境・経済評価」は8/20~9/27まで受講生募集中です。

申込を2024年9月27日(金)で締め切りました。

2024年度後期講座(10月開講)の受講を希望される方はメールにてお問い合わせください(hrd@recow.kyushu-u.ac.jp)

■洋上風力入門

サイト条件評価、風車工学、支持構造物・浮体設計、環境・経済評価の各々のエッセンスを入門的に学ぶ。

※課題の回答内容により修了証発行の可否を判定します。

詳細な実施計画は↓をご確認ください。

担当:

宇都宮 智昭 教授(九州大学 工学研究院)※主担当
胡 ⾧洪 教授(九州大学 応用力学研究所)
吉田 茂雄 教授(佐賀大学 海洋エネルギー研究所)
内田 孝紀 教授(九州大学 応用力学研究所)
牛房 義明 教授(北九州市立大学 経済学部)
早渕 百合子 准教授(九州大学 芸術工学研究院)

講義日:2024年10月2日~ 2024年11月27日 の間で8回程度  
    毎週水曜日、14:50~16:20 

受講方法:オンライン受講もしくは、実際の授業時間後に、録画した動画を視聴し受講することも可能。
              (講義言語は日本語、教材は日本語。日本語を母国語としない受講者には英語版も配布)

受講料:1名につき43,000円

■サイト条件評価

日本の気象・海象に対応した観測やシミュレーション手法、風車配置最適化手法を学ぶことにより、対象区域の発電量ポテンシャルを導く方法論を身に付ける。

※すべての講義への出席(録画視聴も出席とする)が必要となります。出席状況と課題内容により修了証発行の可否を判定します。

詳細な実施計画は↓をご確認ください。

担当:
内田 孝紀 教授(九州⼤学 応用力学研究所)※主担当
胡 ⾧洪 教授(九州⼤学 応用力学研究所)
山形 幸彦 教授(九州大学 総合理工学研究院)

講義日:10月8日~1月28日 の間で15回程度  
    毎週火曜日、10:30~12:00 

受講方法:オンライン受講もしくは、実際の授業時間後に、録画した動画を視聴し受講することも可能。

受講料:1名につき73,000円

■支持構造物(※前期の浮体設計を受講されていない方は申込前に必ずお問合わせください))

浮体の波浪中応答解析法の基礎理論を理解するとともに、実際の問題に対する解析能力を身に付ける。後期開講の支持構造物においては、周波数領域・時間領域それぞれでの応答解析法とともに、風車支持構造物としての風車・浮体・係留連成系としての時刻歴応答解析についても扱う。(前期に浮体設計を受講済であることが望ましい)

※レポートの提出内容により修了書の発行可否を判定します。

詳細な実施計画は↓をご確認ください。

担当:宇都宮 智昭 教授(九州大学 工学研究院)

講義日:10月3日~2月6日 の間で15回程度  
    毎週木曜日、13:00~14:30

受講方法:オンライン受講もしくは、実際の授業時間後に、録画した動画を視聴し受講することも可能。

受講料:1名につき73,000円

■環境・経済評価

洋上風力発電事業は経済、社会(地域)、環境に配慮する必要がある。そのために必要な環境評価、経済評価の手法を身に付ける。

※「環境経済評価の基本的な部分からの学びとなる」講義になります
  各講義にて課題がだされます。期限までに回答することで修了証の発行可否の判定を行います。

詳細な実施計画は↓をご確認ください。

担当:
牛房 義明 教授 (北九州市立大学 経済学部)※主担当
早渕 百合子 准教授 (九州大学 芸術工学研究院)
竹内 彩乃 准教授 (東邦大学 理学部)

講義日:10月8日~11月26日の間で8回程度  
    毎週火曜日 14:50~16:20

受講方法:オンライン受講もしくは、実際の授業時間後に、録画した動画を視聴し受講することも可能。

受講料:1名につき43,000円