センター長挨拶

センター長挨拶

 2024年10月よりセンター長を拝命いたしました。九州大学理事・副学長(産学官連携 担当)谷本と申します。センターの発展に尽力する所存でございます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 九州大学は、独自の風車技術/浮体技術(ハード面)と風況解析技術/流体構造解析技術(ソフト面)の両面を兼ね備え、風車開発ができる国内唯一の大学です。また、指定国立大学法人構想において、我が国のグリーンイノベーションハブとなり、革新技術の創出、政策提言、人材育成に貢献及び洋上風力発電をはじめとする風力エネルギー技術の革新を提示しています。上記洋上風力研究実績をベースに関連研究資源を集約することにより、洋上風力分野で我が国トップレベルの応用力学研究所を中心とし全学的な体制で、2022年4月1日に「洋上風力研究教育センター(RECOW)」を設置いたしました。またRECOWの設置に併せて、2022年8月には当該センターを核に我が国の産学官の経験・ノウハウ・能力の結集を目指し「洋上風力産学官連携コンソーシアム」を立ち上げました。これにより洋上風力研究・教育に必須となる「風況」、「風車」及び「浮体」の研究・教育を統合的に推進できる体制が整い、大型プロジェクト等の獲得、推進を通じて、洋上風力発電に係る基礎研究の蓄積・基盤の形成を進めてきました。

 これらの取組みが国に認められ、2024年4月にはRECOWを洋上風力のアジアにおける中核的研究教育拠点とするため、「産学官・国際連携推進」と「社会実装推進」を図る部門を新たに設置することができました。現在、我が国の風力エネルギーの導入は、欧米の風力先進国に比べて十分進んでいない状況と言えますが、新たな部門が付加されたRECOWと洋上風力産学官連携コンソーシアムと共に、組織の垣根を越えてオールジャパン体制で洋上風力発電に関わる課題に取り組み、我が国における洋上風力発電の主力電源化及び分散型エネルギー社会の実現に向けて積極的に貢献したいと思います。

 是非皆様のご協力とご鞭撻のもと、センターの運営を行ってまいりたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2024年10月吉日
九州大学理事・副学長
九州大学洋上風力研究教育センター センター長
谷本 潤