2026年7月16日、九州大学筑紫キャンパスにて「2026年度洋上風力産学官連携コンソーシアム総会」を開催しました。
また翌7月17日には、JR博多シティ10階大会議室において「第4回洋上風力産学官連携コンソーシアムセミナー」を開催しました。
●2026年度洋上風力産学官連携コンソーシアム総会
総会では、谷本センター長より開会の挨拶があり、本総会およびセミナーが組織の垣根を越えた交流と連携の場となり、今後の洋上風力発電の発展につながることへの期待が述べられました。

続いて、コンソーシアム役員および会員状況、洋上風力発電人材育成講座の実施状況、RECOW研究プロジェクトなどについて報告が行われました。
また、RECOWおよびコンソーシアムの今後の取組みや、コンソーシアムセミナー等の運営に関する事項について審議が行われ、参加者間で今後の活動方針を共有しました。
総会終了後には、会員活動紹介として、以下の会員機関より現在の取組みやプロジェクトについてご紹介いただきました。
- 九電みらいエナジー株式会社
- カナデビア株式会社
- NIRAS Taiwan Ltd.
その後、研究施設見学会を実施し、大型境界風洞および深海機器力学水槽を見学いただきました。
施設見学では、それぞれの研究設備や研究内容について説明が行われました。

●第4回洋上風力産学官連携コンソーシアムセミナー
翌7月17日には、JR博多シティ10階大会議室において、第4回洋上風力産学官連携コンソーシアムセミナーを開催しました。
会場参加とオンライン参加を合わせ、多くのコンソーシアム参画機関の皆様にご参加いただきました。
セミナーでは、「水素製造」「ブレード」「ベアリング」の3つのテーマについて、本学研究者および企業関係者による講演セッションを実施しました。
進行は、古川勝彦教授(九州大学洋上風力研究教育センター 副センター長(渉外担当))が務めました。
Session 1【水素製造】
- 林 灯 教授(九州大学エネルギー研究教育機構)
- Mr. Jens Cruse(CRUSE Offshore GmbH 代表)
Session 2【ブレード】
- 田中 元史 教授(九州大学洋上風力研究教育センター)
- 小川 路加 氏(株式会社駒井ハルテック 環境インフラ本部 副本部長)
Session 3【ベアリング】
- 松永 久生 教授(九州大学工学研究院)
- 小俣 弘樹 氏(日本精工株式会社 技術開発本部 コア技術研究開発センター 室長)
各セッションでは、洋上風力発電の実用化と産業発展に向けた最新の研究成果や技術動向が紹介されました。

本セミナーを通じて、多様な分野の研究者・企業関係者による知見と経験の共有が図られ、産学官連携の重要性が改めて確認されました。
今後も事務局主催のセミナーやワークショップに加え、参画機関からの提案も取り入れながら、洋上風力産業の発展に向けた継続的な活動を推進してまいります。